
こんにちは。
今回は私が虐待まがいの保育園に転職してしまった話をしていきます。
ちなみに私の経歴書の赤字の「③企業主導型保育園」の部分になります。
職務経歴書
氏名 そら
年 | 月 | 勤務地・職種・所属部署・その他 |
---|---|---|
H25 | 3 | ①私立幼稚園 入社(定員315名 職員20名) |
・2年間フリー教諭 | ||
・5歳児クラス(35名)担任 | ||
H27 | 10 | 体調不良により退職 |
H28 | 1 | ②飲食業 フリーター |
保育士復帰のため退職 | ||
H31 | 3 | ③企業主導型保育園 非常勤教諭(定員15名 職員6名) |
→派遣会社からの紹介 | ||
3 | 保育感の違い(虐待?)から退職 | |
H31 | 7 | ④認可保育園 パート・フリー教諭(定員50名 12名) |
→保育士転職サイトからの紹介 | ||
現在 | 元気にスキルアップ中! | |
(補足)学生時代に2園アルバイトをさせて頂いていました。 |
それでは早速虐待だと感じた保育内容から見ていきましょう!
虐待だと感じた保育内容
①登園から9:30までは無で座る時間

初日、私は8時30分出勤でその時点で当時の園児数11人はすでに登園していました。
ほとんどが1歳児8名、2歳児3名の小規模保育園。
みんな壁に並んで座っており、「9:30までは座っている時間にしているんです」と説明を受けました。
私は「今からおもちゃを出して座って遊ぶ時間」と解釈して子どもの横に座りました。
しかし、おもちゃを出す様子もなく「あの…、なにか絵本でも読みましょうか?」と提案しましたが断られ、歩き出した男の子には「出た。奇行児」と言い座るようにりびっくりしました。
座っていても手を叩いて友達とニコニコしているだけで「もういいって。うるさい」
先生はひたすら、せっせと書類(?)を書いていました。
「私にできることはありますか?」とも聞いてはみたものの「座っていてください」と言われ結局9:30まで本当に座りっぱなしで私ですらお尻が痛かったです…。
奇行児と呼ばれていた子どもについて
長く努めたわけではないので「奇行児」と言われる子どもの詳しい特性はわかりませんが…
私が見た限りでは普通の遊ぶのが好きな賢い1歳の男の子でした。
1時間以上も座らせておくことが異常なだけだと思います。
②子どもへの愛のない対応
先程からちらっと愛のない対応が出ていますが、おもちゃを出して自由遊びの時間も子どもが先生におもちゃを持っていっただけで「なんでいつも持ってくるの!?要らない!こんなもの。」と怒るのです。
子どもの話でも「奇行児」の他に「その子は頭おかしいんで。」と私に説明したり「そいつほんと面倒くさいでしょ」といちいち保育士としてありえない言動がいちいち気になりました。
驚くことにこれが一人の保育士ではなく、全員が冷たい空気を作っていました。
③熱がある子どもを手がかかる子になすりつける

熱が出てお迎えを待っている子どもがいて「”奇行児”に移したれ!」などと平気でいうのです。
保育士の冗談あるあるって言えばそれまでなんですが、本当に熱がある子どもを抱っこして「奇行児」と呼ばれる子になすりつけたりしたのでありえないと判断しました。
まるで小学生のいじめられっ子がばい菌扱いされているような光景…。
④保育内容が全く年齢に合っていない
唯一の設定保育だったペープサートも、先生が読んだ絵本も4-5歳でも少し説明が必要そうな内容でした。
もちろんまだ喃語状態の子どもたちの反応は「ポカーン…」
保育歴が浅い私でも年齢に合っていないことがわかりましたし、絵本に関しては対象年齢の目安が書いていますよね^^;
まとめ
とにかく「保育士が子どもを笑顔にしない保育園」でした。
勘違いしてほしくないのが企業主導型保育園や小規模保育園が必ずしも悪いということではないこと。
本来、小規模保育園や企業主導型保育園は落ち着いて保育できると転職業界でも人気がある求人です。
ただ保育士が残念でした。
もう人柄からわかると思いますが職員の雰囲気や人間関係についてもご紹介します。
転職した流れと経緯

私が就職したこの企業主導型保育園は、派遣会社が直属で運営している園でした。
「保育士はもうしない」からやっぱり保育士としての道が諦め切れず復帰第1園だったのでショックでしたね。
園が決まるまで転職活動をサポートしてくれたエージェントさんは優しい雰囲気で元保育士だったそうでよかったです。
3回ほどエージェントと会って打ち合わせをしたり園見学にも付き合っていただきました。
しかし、この園の園見学ではちょうど子どもたちが公園遊びに行ってしまい施設内見学しかできなかったんですよね…
転職活動で妥協した私が悪いと思い知らされました…。
私がとった行動・その後の対応

その後は、もう一日勤務しました。
初日と変わらない保育状況を確認してエージェントに連絡。
上記の思ったことをすべて話しました。
「今月は働いて欲しい」と言われ迷惑をかけたいわけではありませんでしたが「虐待に加担している気分になるのでできません」とお断りした後、結局2日で退社しました。
あまりにもひどいので、公立保育園の求人を見に役場に行く際に報告をあげました。
次回の監査で注意して見るとのことで終わりましたが改善されていることを願うばかりです。
反省「なぜ転職に失敗したのか」
①園見学で保育を見れなかったこと

園見学に行った時間はちょうど公園遊びに行っており保育を見ることができませんでした。
施設を見て、帰りに歩いている子どもの職員とすれ違ったときに会釈をした程度。
完全にこれが原因でしたね。
園見学の重要さを再確認しました…。
いくら時間の都合とはいえ妥協しなければよかったと後悔しました。
②正社員の雰囲気や待遇について質問しなかったこと

エージェントとの面談の際に雇用条件や仕事内容についての質問はいくつかしましたが、職場の人間の質問や正社員の待遇についてはノータッチでした。
2日働いただけでも正社員が「先月の残業60時間超えてるんだけど」などといったことも聞こえて来ました。
その時点でブラック企業な可能性が高いのです。
職員の雰囲気についても自分と合うかどうかを判断するために聞くか、顔合わせをきちんとするべきでしたね。
みなさんは同じ失敗をしないためにも転職は一歩ずつ確実に進めていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私は書いているだけで子どもへの対応が酷いのを思い出してふつふつと怒りがこみ上げました。(笑)
私の転職失敗から学んだこと
- 園見学は必ず保育の様子まで見せてもらう
- 時間が合わないなら別日にするなど妥協しない
- 職員との顔合わせはするべき
- エージェントに職場の雰囲気を聞いた方が良い
- ブラック企業でないかのヒントとして正社員の待遇も聞いてみるべき
私は転職サイトについて記載している記事もありますが、この失敗した派遣会社・転職サイトは絶対におすすめしません。
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