人間関係や実力不足で悩んでいるのは自分だけだと思っていませんか?
今回は、保育士の退職意向理由や園に改善して欲しい点についてのデータを元に保育士の悩みについてブログにしていこうと思います。
(このブログは東京都保育士実態調査報告書|東京都福祉保健局を参考に記載しています。)
退職理由のデータ「保育士退職意向理由」
1位 給料が安い(65.1%)
保育士は「仕事が大変な割に給料が安い」と今ではイメージついていますが、まだ改善されているとは言えない状況ですよね。
補助を受けずに保育士の給料だけでは、一人暮らしもままなりません。
深刻な保育士不足に国も焦っているので、今後に期待をかけるしかありませんね…。
2位 仕事量が多い(52.2%)
保育士は子供の命を預かっている職業なのでとにかく書類が多い!
それにプラスして、製作の準備や保育内容を考えたりと1日中ばたばた…
保育士不足のしわ寄せで保育士一人のしごとの負担が増えているのも問題点ですね;;
仕事量が多く、家に持ち帰ってまでこなさなければ次の保育が出来なかったり又サービス残業が毎日続いているの
で、家庭内の仕事が出来ず不満だらけで不安である(書類が多すぎ)。
45~49歳女性
3位 労働時間が長い(37.3%)

労働時間が長い理由として一番に挙げられるのが「保育中は子どもが第一優先なこと!」
これって当たり前のことなんですが、書類や会議はどうしても子どもが居ない時間や午睡中に限られてしまうので結局残業か持ち帰りの仕事になってしまいます。
そうなるとプライベートや家庭の時間が取れず、退職を選ぶ人も多くなってしまいますよね。
4位 他業種への興味(30.6%)

これはどこの業界でもある「転職理由」ですね。
他のことにチャレンジしたくなったという前向きな退職理由ではないでしょうか^^
5位 職場の人間関係(24.9%)
保育士では、派閥やいじめ、パワハラなどの過度な上下関係で悩まされて退職する方も多いです。
きっと誰もが一度は悩んだことがある項目ですよね。
努力して改善されないようであれば思い切って転職してみるのもおすすめです!
6位 職業適性に対する不安(22.0%)

簡単にいうと「保育士に対する自信」がないということですね。
自信を持って保育をしている方の方が少ないとは思いますが、他の職業にチャレンジしてみようと感じるのも悪いことではありませんよね^^
退職理由としては、「キャリアアップしたい」「他のことにも挑戦したい」など前向きに伝えましょう^^
保育士として働くことへの不安として、とっさの判断力や優先順位の選択がうまくできず、周りに迷惑をかけてしまうことです。
25~29歳女性
7位 健康上の理由(体力含む)(19.3%)

保育士は体力勝負なところもあり、体力的に厳しくなったり精神的にしんどくなってしまったりと支障をきたしやすい職業でもあります。
特にパワハラなどで精神的に病んでしまったり、仕事量が多すぎて体を壊してしまったりということが多いようです。
8位 保護者対応等の心労(17.9%)

保護者対応も難しいところで、疲弊につながる場合が多いです。
求められることは多くなってきているのに、保護者に言ってはいけないことが増え、子どものことを考えた言動が
できない。子どもではなく、親のための保育所になっており、なんのために自分が保育しているのかわからない。
子どものことを考えれば考えるほど苦しくなり頑張るほど辛くなる。良い保育者、は今の世の中、親中心で考えなければなれない。そんな保育者になってまでやりがいは感じたくない。
25~29歳女性
こういった声もあり、保育士のやりがいを見失ってしまう場合もあるんですね。
9~10位 子育てや結婚・家事など(17.4~13.1%)

保育士は、仕事量も多く拘束時間も長いので「子育てや結婚してからも続けやすい仕事」とは言い難いですよね。
最近は子育てや育休などの制度に力を入れている園も増えてきていますが、まだまだ家庭を優先できる職場は少ないのが現状です。
子育てをしながら働くことへの不安。子どもが病気になったときの対応。休み等に困難も感じる。
40~44歳女性
現在、妊娠中ですが、産休、育休を取って、仕事を続けたいと思いつつも、自分の子どもが育休明けまでに預けられる所があるかどうかという不安や、出産してからの自分の希望する時間帯の労働だと、働ける所がない。
30~34歳女性
その他(10%未満)
保育士退職意向理由の項目(10%未満)
- 家族の事情(介護等)
- 転居
- 配偶者の意向
などがありました!
「保育士退職意向理由」のまとめ

この退職意向理由は「保育士の本音」です。
家庭の事情や子育てなどの理由以外である「園への不満」を直接退職理由として言ってしまうと円満退職は難しいでしょう。
退職したい園にも、次の園にも退職理由を伝える時は「悪口ではなくポジティブに言い換える」ことが大切です。
退職理由を上手く伝えたい方には、【例文10選!】保育士の退職理由を上手く伝えるには?の記事がおすすめです!
他にも退職するまではいかないけど…、園に対して「改善して欲しいなと思っていること」についても見ていきましょう^^
職場の改善希望点
順位 | 職場への改善希望点 | 割合(%) |
1位 | 給与・賞与等の改善 | 59.0 |
2位 | 職員数の増員 | 40.4 |
3位 | 事務・雑務の軽減 | 34.9 |
4位 | 未消化(有給等)休暇の改善 | 31.5 |
5位 | 勤務シフトの改善 | 27.4 |
6位 | 職員間のコミュニケーション | 20.3 |
やはり上位に上がってくる内容はどこも同じなようですね^^
その他(20%未満)
職場への改善希望点の項目(20%未満)
- 研修制度の充実
- 相談体制の充実
- 園(など)の理念や運営方針
- 雇用の安定化(正規職員登用)
- 責任範囲の縮小
- 評価制度の見直し
- 権限範囲の拡大
などがありました!
まとめ

いかがだったでしょうか?
保育士が職場を辞めたいと思う理由
- 給料が安い
- 仕事量が多い
- 長時間労働
- 職場や保護者との人間関係
がメインでした。
保育士をやめようかな…と思っている理由は案外どこで働いていようと同じようなことが多いんですよね^^
悩んでいるのはあなただけではありません。
しかし、今の園を退職しても今より満足できる園を探せる自信はありますか?
そこでおすすめなのが完全無料の転職サイトの利用。
その理由は、前職での悩みや次の園の希望を言っただけで求人を探してくれたり、園の内部情報まで教えてくれるので転職にはかなり有利なプロがついてくれるからなんです。
最後に転職に有利な保育士専用の転職サイトをご紹介して終わりますね^^
転職が有利になるおすすめの転職サイト
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求人数 | 10000件以上 |
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